エクストラロードタイヤの空気圧は?インチアップ情報

タイヤのエクストラロード

「タイヤのエクストラロード(XL)規格を知っていますか?」

タイヤをインチアップする時には、タイヤ選びも重要になります。

中でも、インチアップに大きく関わるのは、タイヤのエクストラロード(XL)規格。

今回は、タイヤのエクストラロード(XL)規格について分かりやすく紹介します。

タップできる目次

エクストラロード(XL)規格って何?

エクストラロード(XL)規格は、ヨーロッパのタイヤ規格でエクストラロード規格(リインフォースド)

エクストラロード規格を簡単に言うと、スタンダード規格よりも高い空気圧を入れることができるようにしたタイヤの規格です。

タイヤの空気圧を高くすることで、タイヤの負荷能力を上げれます。

空気圧を変えることでタイヤの負荷能力が変わるため、インチアップの際に使用することも多いです。

エクストラロードタイヤは、負荷能力に合わせた、正しい空気圧の設定が必要になります。

ロードインデックス(LI)とは?

タイヤには、ロードインデックス(LI)もあります。

最大荷重指数が、LI(ロードインデックス)

タイヤが負荷できる荷重のことをロードインデックスといいます。

ロードインデックス

タイヤサイズの後に記載されている「95W」の95の部分がロードインデックスです。

エクストラロード規格のタイヤには、XL表記がされています。

(例) 215/45R17 91W XL

こちらのタイヤのLI(ロードインデックス)は91です。

そのあとにXLと書かれているのがエクストラロード規格のタイヤです。

空気圧によって負荷能力が変化

エクストラロード規格のタイヤは、ロードインデックスと空気圧で負荷できる荷重が変わります。

<空気圧と負荷能力の例>

  • 空気圧が2.0kPaの時455kg
  • 空気圧が2.5kPaの時545kg
  • 空気圧が2.9kPaの時615kg

このように、空気圧によってタイヤの負荷能力が変化します。(ロードインデックスによって負荷能力は違います。)

タイヤサイズ、ロードインデックスが変わると変化するので、装着するタイヤで確認する必要があります。


引用:https://tire.bridgestone.co.jp/about/tire-size/pressure-list/index.html

負荷能力は、サイズ、ロードインデックスによって変わるため、タイヤのカタログなどで確認してください。

カタログにもエクストラロードタイヤの場合はXLと書かれています。


引用:https://tire.bridgestone.co.jp/playz/px2/size.html

エクストラロード規格のタイヤは、内部の構造が強化されていて、タイヤの負荷できる荷重が大きいので、高い空気圧に耐えることが可能。

そのためエクストラロード規格のタイヤは、空気圧を高くすることで、負荷できる荷重が大きくなっているのが特徴です。

エクストラロード規格のタイヤを装着する場合は、空気圧で負荷能力が変化することを理解しておく必要があります。

エクストラロードの空気圧は?

エクストラロード規格のタイヤは、通常のタイヤ(JATMA規格)より高めの空気圧に耐えれるタイヤです。

インチアップ時は、負荷能力の高い、XL(RFD)規格のタイヤを装着することが多いです。

ただし、ただ空気をたくさん入れればいいというわけではなく、状況により空気圧を高くできるタイヤ。

エクトラロード規格のタイヤは高めの空気圧に対応できますが、通常のタイヤでは、空気の圧力で破裂の危険性があります。(通常のタイヤは3.5kPaまでといわれます)

インチアップの場合は、必要に応じて車両指定空気圧より高い空気圧を充填する必要があります。

ただし、ロードインデックス毎に空気圧と最大負荷能力は決められており、この空気圧を超える設定にしても負荷能力は上がりません。(空気を入れれば入れるほど負荷能力が上がるわけではありません。)

エクストラロード規格のタイヤは、空気圧で負荷能力が変わるのため、インチアップ時はタイヤ空気圧に注意してください。
空気圧は、タイヤのカタログ値の負荷能力をもとに空気圧を決めるのがいいです。

(参考例) ナンカン NS-2 165/40R17 75V XL

軽自動車で17インチのXLタイヤなら、空気圧2.8kPa〜は入れた方がいいです。

また、引っぱりタイヤの場合は、もう少し高めに空気圧を入れた方がいいです。 (3kPa〜)

■ 引っ張りタイヤとは、太いホイールに、本来のサイズより細めのタイヤを履かせ、タイヤのショルダーを寝かせる履き方のこと。

引っ張りタイヤは、車との干渉を減らしたり、カスタムしてツライチにする時に装着します。

この場合は、空気圧の管理が重要で、高めの空気圧にする必要があります。

ただし、サイズの合わない引っぱりタイヤは危険なので注意してください。

※XL規格タイヤの空気圧を知るには「JATMA 負荷能力対応表」を参考にするといいです。
https://www.jatma.or.jp/safety_technology/tyre_standards.html

※エクストラロード規格ではないタイヤは、負荷能力は異なるため間違えないように注意してください。

エクストラロードタイヤの価格は?

エクストラロード規格のタイヤとスタンダードタイヤの価格を比較してみました。

現在、同じメーカーの同じ商品でXL規格とスタンダードタイヤの商品がなく、同一商品での価格比較は出来ませんでした。

エクストラロード規格のタイヤの価格は高そうですが、アジアンタイヤなどの輸入タイヤではエクストラロード規格のタイヤが多いです。

エクストラロード規格だから価格が高いわけではなく、メーカーによっても異なり、アジアンタイヤは価格は安めのものが多いです。

タイヤの価格は、選ぶメーカーやブランドによって異なります。

国内メーカーの方が価格は高めですが、サイズによって国内メーカーは作っていないので、インチアップ時はアジアンタイヤを選択することになるケースがあります。

車にあわせてタイヤを選んでください。

まとめ

今回は、「エクストラロードの空気圧」を紹介しました。

エクストラロード規格タイヤはヨーロッパ基準のタイヤ規格でXL規格と言われます。

タイヤにもXLの記載があります。

通常のタイヤ(JATMA規格)よりも高い空気圧を入れることができ、空気圧によってタイヤの負荷能力が変わります。

インチアップの際に使われることも多いです。

この記事が、タイヤ・ホイール選びの参考になればと思います。

【参考文献】
JATMA: https://www.jatma.or.jp/media/pdf/tyre_select01_2018.pdf

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この記事を書いた人

自動車業界で10年のキャリアを積んだ後、自動車関連のWEBライターとして活動しています。特にスポーツカーが好きで、多岐にわたるモデルを経験してきました。これまでに1500本以上の記事を執筆し、専門知識をもとに読者に有益な情報を提供しています。タイヤ・ホイールの選び方から購入方法まで、実践的なアドバイスをお届けします。

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