【新型フリードの純正サイズ】16インチのインチアップサイズは?

ホンダの人気ミニバン「フリード」が2024年6月にモデルチェンジされました。

3代目となる新型フリードは、洗練されたデザインと高い実用性で注目を集めています。

多くのオーナーが気になるのが、よりスタイリッシュな外観と走行性能の向上を目指したインチアップです。

この記事では、新型フリードのインチアップ、特に16インチに焦点を当て、詳細な情報と実用的なアドバイスをお届けします。

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新型フリードの概要

引用:https://www.honda.co.jp/FREED/new/

2024年6月に登場した新型フリードは、ホンダの技術力と洗練されたデザインが融合した注目の一台です。

現在フリードは3代目になっています。以下が新型フリードの概要です。

  • モデル:3代目フリード
  • 発売日:2024年6月〜
  • 型式:GT1/2/3/4/5/6/7/8型
  • バリエーション:AIR、CROSSTAR(フリードクロスター)
  • シート構成:2列または3列(5〜7人乗り)

新型フリードは、AIRとCROSSTARがあり、シートは2列シートと3列シートの設定。

従来のモデルの特長を継承しつつ、より現代的なスタイリングと先進技術を採用しています。

旧型のフリードは以下の記事を参考にしてください。

純正タイヤ・ホイールスペック

純正サイズ

新型フリードは15インチの純正セットアップで登場します。

インチアップを検討する前に、まずはこの純正スペックを確認しておきましょう。

  • タイヤサイズ:185/65R15
  • ホイールサイズ:15×5.5J
  • ホール数:5穴
  • PCD:114.3mm
  • インセット:50

ここで重要なのは、ホール数とPCD(114.3mm)です。これらの数値は、インチアップ時のホイール選びに直接影響します。

純正ホイールはグレードやオプションでデザインが異なります。

※ 15インチ アルミホイール MG-031 15×6J

16インチへのインチアップ:推奨セットアップ

16インチのサイズ

新型フリードを16インチにインチアップする場合、以下のセットアップがおすすめです。

  • タイヤサイズ:195/55R16
  • ホイールサイズ:16×6J
  • ホール数:5穴
  • PCD:114.3mm
  • インセット:要確認(車両との干渉を避けるため)

このセットアップを選ぶ理由は以下の通りです。

  • タイヤ外径が純正(621mm)とほぼ同じ(620mm)であり、スピードメーターへの影響が最小限に抑えられます。
  • 適度な幅増しにより、走行安定性が向上し、見た目も引き締まります。
  • 純正と同じホール数・PCDを維持することで、取り付けの互換性が確保されます。

【195/55R16のタイヤ外径の計算例】
195mm(タイヤの断面幅)×0.55(偏平率)×2+16(リム径)×25.4(インチ)=620.9
mm

インチアップすることで、フリードの外観が大きく変わり、より精悍で魅力的な印象になります。

同時に、大径化によってハンドリングの向上も期待できるでしょう。

インチアップのメリットとデメリット

新型フリードを16インチにインチアップすることには、様々なメリットとデメリットがあります。

カスタマイズを検討する際は、これらをよく理解した上で判断することが重要です。

5つのメリット

ホイール

インチアップのメリットは以下のような部分です。

  • 外観の向上
    大径ホイールにより、車のスタイルがより精悍で魅力的になります。サイドビューが引き締まり、全体的なプロポーションが向上します。

  • 走行安定性の向上
    タイヤのサイドウォールが薄くなることで、コーナリング時の安定性が向上します。ステアリング操作への反応も敏感になり、よりスポーティな走行フィールが得られます。

  • 制動性能の向上
    大径ホイールにより、ブレーキディスクのサイズアップが可能になる場合があります。これにより、制動力と制動時の安定性が向上する可能性があります。

  • グリップ力の向上
    タイヤの接地面積が増えることで、路面とのグリップが向上し、ドライ路面での走行安定性が高まります。

  • カスタマイズの満足度
    自分好みのホイールを選ぶことで、愛車への愛着が増し、オーナーとしての満足度が高まります。

車の見た目が変わり、個性を発揮できるのが大きなメリットです。

ネットでホイールセットを買う方法や注意点の記事はこちら

5つのデメリット

インチアップのデメリットは以下のような部分です。

  • 乗り心地の変化
    タイヤの偏平率が下がることで、路面からの振動や衝撃が増加し、乗り心地が硬くなる可能性があります。

  • 燃費への影響
    大径ホイールとワイドタイヤの組み合わせにより、車両重量が増加し、転がり抵抗も大きくなるため、燃費が悪化する可能性があります。

  • ノイズの増加
    タイヤの偏平率が下がることで、路面からのノイズが増加する場合があります。

  • コストの増加
    インチアップには、新しいタイヤとホイールの購入費用に加え、場合によってはサスペンションの調整費用も必要になります。また、タイヤ交換時のコストも純正サイズより高くなる傾向があります。

  • 車検への影響
    過度なインチアップは車検に通らない可能性があります。法規制内でのカスタマイズが必要です。

これらのメリットとデメリットを十分に検討し、あなたの運転スタイルや使用環境に合わせて、インチアップの是非を判断することをおすすめします。

適切なインチアップは、新型フリードの魅力を大きく引き出す素晴らしいカスタマイズになるでしょう。

ホイール選びのポイント

ホイールデザイン

インチアップの効果を最大限に引き出すには、適切なホイール選びが不可欠です。

以下のポイントに注意しながら、あなたのフリードにぴったりのホイールを見つけましょう。

  • デザイン:新型フリードの純正デザインはスポーク(7本スポーク)。同様のデザインを選べば調和が取れやすい。

  • カラー:純正はシルバーやブラックポリッシュを採用。これらのカラーは新型フリードと相性が良い。

  • ボディカラーとの調和:車体色に合わせたホイールカラーを選ぶと、よりスタイリッシュに。

ホイールは車の「靴」とも言えるパーツです。

適切なデザインとカラーを選ぶことで、フリードの魅力を最大限に引き出すことができます。

ホイールカラーは以下の記事を参考にしてください。
ブラック
ゴールド
ホワイト
メッキ

例えば、ボディカラーがダークトーンの場合は、ブラックポリッシュのホイールを選ぶと統一感が出て格好良くなります。

明るい色の車体には、シルバーやハイポリッシュのホイールが映えるでしょう。

ボディカラーとの相性は以下の記事を参考にしてください。
⇒ 黒い車に合うホイール
⇒ 白い車に合うホイール
⇒ シルバーの車に合うホイール
⇒ 青いボディの車に合うホイール
⇒ 黄色のボディの車に合うホイール

インチアップの手順

インチアップのホイールセット

インチアップを実施する際は、以下の手順を参考にしてください。

  • タイヤサイズの決定(上記推奨サイズを参考に)
  • ホイールの選択(サイズ、デザイン、カラーを考慮)
  • タイヤとホイールのセット適合性確認
  • ホイールナットの選択(M12×1.5、19HEX)
  • プロによる取り付けと調整

特に、ホイールナットの選択と締め付けは重要です。

新型フリードのホイールナットはM12×1.5、19HEXサイズを使用します。

  • M12:ネジの直径(ボルト径)
  • P1.5:ネジの山と山の間の距離(ピッチ)
  • 19HEX:頭の六角の2面幅

社外品ホイール購入時は、別途ナットが必要です。
⇒ ホンダ車のナットに関して

適切なトルクで締め付けることで、安全性が確保されます。

注意点

インチアップの注意点

インチアップは魅力的なカスタマイズですが、いくつかの注意点があります。

  • インチアップは車検に影響する可能性があるため、法規制内で行うこと。
  • 実際の装着前に、車両との干渉や適合性を必ず確認すること。
  • ホイールナットの締め付けトルクに注意し、定期的な点検を行うこと。

これらの点に注意を払うことで、安全で魅力的なインチアップを実現できます。

まとめ

ホイールデザイン

2024年新型ホンダフリードの16インチへのインチアップは、見た目の向上だけでなく、走行安定性の向上にも貢献します。

195/55R16のタイヤと16×6Jのホイールを組み合わせることで、バランスの取れたアップグレードが可能です。

適切なホイールを選び、正しい手順でインチアップを行うことで、あなたのフリードは他とは一線を画す特別な1台に生まれ変わります。

ただし、安全性と法規制遵守を常に念頭に置いてカスタマイズを楽しむことが大切です。

新型フリードオーナーの皆様、このガイドを参考に、愛車をさらにスタイリッシュで魅力的にカスタマイズしてください。

あなただけの特別なフリードで、新しいカーライフを楽しんでください!

【参考文献】

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この記事を書いた人

自動車業界で10年のキャリアを積んだ後、自動車関連のWEBライターとして活動しています。特にスポーツカーが好きで、多岐にわたるモデルを経験してきました。これまでに1500本以上の記事を執筆し、専門知識をもとに読者に有益な情報を提供しています。タイヤ・ホイールの選び方から購入方法まで、実践的なアドバイスをお届けします。

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