車内をもっと快適にしたい!
静かなタイヤを購入したい方は、こちらの記事を参考にしてください。
- 静かなタイヤはどんなタイヤなの?
- どんなメーカーのタイヤがあるの?
- おすすめのタイヤは?
ここでは、静粛性の高いタイヤを購入したい時の疑問に答えます。
静かなタイヤの特性
タイヤには、ドライ性能、ウエット性能、低燃費性能、ライフ性能、静粛性、乗り心地、直進安定性などといった特性があります。
タイヤの特性の中でも、静粛性に優れた静かなタイヤがあります。
静かなタイヤを探している方は、タイヤのカタログなどで静粛性の項目を確認するといいです。
ここでは、静粛性が高いタイヤをピックアップしていますので、静かなタイヤを探す時の参考にしてください。
タイヤの静粛性
タイヤの静粛性は、走行時のタイヤが路面と接する時に発生する音を抑える性能のこと。
車のタイヤが転がると、タイヤからロードノイズやパターンノイズといった不快な音が発生します。
タイヤが路面の凸凹を拾う音のロードノイズや、タイヤのトレッドパターンが発するパターンノイズがでます。
ロードノイズやパターンノイズを音を抑えて、車内に伝わらないように開発されているのが静粛性の高いタイヤです。
静粛性の高いタイヤは、プレミアムコンフォートタイヤと呼ばれることもあります。
タイヤメーカーによって、静粛性を上げる方法は異なりますが、各メーカーから静粛性の高いタイヤが販売されています。
インチアップでうるさくなる原因は、以下の記事も参考にしてください。
静かなタイヤのメリット・デメリット
静粛性の高いタイヤには、メリットとデメリットがあります。
一番のメリットは、車内を静かにすることができ、より快適で上質な車内にできることです。
車内で音楽・映画などをクリアな音で楽しんだり、車内での会話もノイズに妨げられず、充実したドライブを楽しめます。
デメリットは、一般的なタイヤよりも価格が高くなることです。
静粛性を上げるために、より高い技術が投入され、上位グレードのタイヤになるので、価格は高めの設定です。
静粛性の高いタイヤのメーカーとブランド
静粛性の高いタイヤは、いろいろなブランドがあります。
各メーカーのタイヤの中で、静粛性を重視したタイヤがあります。
それぞれのメーカーの静粛性の高いタイヤを紹介します。
ブリヂストン
ブリヂストンの中で、静粛性が高いタイヤは、REGNO(レグノ)シリーズ。
軽自動車用の『GR-Leggera』、コンパクトやセダン用の『GR-XⅢ』、ミニバン用の『GRⅦ』があります。
2024年2月に発売された新モデルがGR-XIIIです。
REGNOは静かで快適な車内空間を追求するため、”路面ごと”の音の違いに着目。進化したサイレントテクノロジーにより、荒れた路面と滑らかな路面、それぞれのノイズ抑制を実現し、静粛性を向上。
https://tire.bridgestone.co.jp/regno/gr-x2/
車の形状に合わせたタイヤがあり、専用設計なのでベストなセッティングになっています。
⇒ レグノGRV2の感想
ニューモデルがREGNO GR-XIII です。
ダンロップ
ダンロップ(DUNLOP)の中で、静粛性が高いタイヤは、VEUROシリーズです。
タイヤ内部に特殊吸音スポンジが入っているのが特徴で、特殊吸音スポンジによって静粛性を高めています。
最上級※の静粛性能を実現する「サイレントコア(特殊吸音スポンジ)」
空気圧力変動シミュレーションから生まれたダンロップ独自の技術「サイレントコア(特殊吸音スポンジ)」。
従来の技術では解決することが難しかった「空洞共鳴音」の低減に成功しました。
※当社商品中
https://tyre.dunlop.co.jp/brand/technology/sponge/
VEURO VE304 2020年3月発売
YOKOHAMA
ヨコハマタイヤの中で、静粛性が高いタイヤは、dBシリーズです。
贅沢なまでの静かさを生んだパターン技術
パターンは144のブロックに細分化
パターンは、ブロックが小さいほど地面を叩く音が小さくなります。ひとつひとつのブロックの大きさを限界まで小さく、さらに5種類の大きさのブロックを織り交ぜ、正確に配置することによって、タイヤが地面に接地する際に発生するノイズを低減させています。
https://www.y-yokohama.com/product/tire/advan_db_v552/
dB(デシベル)は、ヨコハマタイヤの中でも、乗り心地や静粛性を追求したタイヤで、雨の日の性能も高いです。
ADVAN dB V552 2017年11月発売
TOYO TIRE
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)の中で、静粛性が高いタイヤは、PROXES(プロクセス)シリーズです。
SUV専用設計モデルがPROXES CL1 SUVです。
室内空間を楽しめる上質な静粛性を実現
リブ基調非対称パターン、非対称ブロックピッチ配列によるパターンノイズ低減を図り、快適なドライブを楽しめます。
https://www.toyotires.jp/product/pxcl1suv/
SUV車用でサイズ設定が限られているので注意してください。
PROXES CL1 SUV 2021年1月発売
MICHELIN
MICHELIN(ミシュラン)の中で、静粛性が高いタイヤは、PRIMACY 4+(プライマシー フォー プラス)です。
プレミアムコンフォートタイヤで静粛性や乗り心地が高いレベルのタイヤです。
「サイレント・リブテクノロジー」
接地面における接地部分と溝部分の比率を常に一定になるように設計。タイヤパターンから発する音圧を一定にし、優れた静粛性を実現。
https://www.michelin.co.jp/auto/tyres/michelin-primacy-4-plus
MICHELINは、外車(ヨーロッパ車)に、人気の高いタイヤです。
2022年5月販売開始
静粛性の高いタイヤがおすすめの人
静粛性の高いタイヤは、快適な車内にしたい方におすすめです。
車内で音楽を楽しみたい方、車内をより上質な空間にしたい方に向いています。
静粛性は車によっても左右され、車の遮音性によっても違い、遮音性の高い作りの車は、より静かな車内になります。
また、遮音性が低い車は、タイヤの転がる音が車内に入ってきやすく、ノイズが大きいですが、そのノイズ音を抑えることができます。
静粛性の高いタイヤは、快適な車内にしたい方にピッタリのタイヤです。
高級車は、静粛性の高いタイヤがついていることが多く、タイヤのレベルを落とすと、ノイズを感じやすいこともあるので注意してください。
まとめ
ここでは、静粛性の高いタイヤをまとめました。
静粛性の高いタイヤを装着すると、タイヤから発生するロードノイズやパターンノイズといった不快な音を抑えることができます。
インチアップをすると、タイヤの幅が太くなり、扁平が低くなることが多いため、タイヤのノイズは出やすくなります。
そんな時には、静粛性の高いタイヤを装着することで、ノイスの対策をすることができます。
快適な車内にしたい方は、静粛性の高いタイヤを検討するといいです。
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