「スズキ・キャリーは、インチアップできるのでしょうか?」
キャリーのインチアップに関してチェックしてみました。
スズキ・キャリー
キャリーは、スズキが販売している軽バン(軽トラ)です。
スズキ・キャリー
<キャリー>
・11代目 DA16T型(2013年 – )
2ドアキャブオーバー型トラック
グレード | KX |
全長×全幅×全高 | 3395×1475×1765 |
ホイールベース | 1905mm |
車両重量 | 700kg |
エンジン | 直列3気筒DOHC12バルブ |
総排気量 | 658cc |
最大出力(エンジン) | 37馬力/5700rpm |
最大トルク(エンジン) | 6.4kg-m/3500rpm |
JC08モード燃費 | 17.2km/L |
ガソリン | レギュラー |
スズキ・キャリーの純正タイヤサイズ
- 型式:EBD-DA16T-KKXA-G3
- 年式:2015年11月~
- タイヤサイズ:145R12-6PR
- ホイールサイズ:12×3.5J
- ホール数:4穴
- PCD:100
- インセット:40
スズキ・キャリーのナットサイズ
ホイールナットのサイズ
- M12×1.25
- 19HEX(19ミリ)
スズキ・キャリーのインチアップサイズ
「スズキ・キャリーをインチアップしたい場合はどうすればいいのでしょう?」
12インチではなく、13インチや14インチやそれ以上の大きなサイズのタイヤホイールを装着したい。
自分だけの個性的なハイゼット カーゴに仕上げたいと思うかもしれません。
結論から言うと、キャリーは、インチアップができません。
キャリーは、純正で145R12-6PRという、強度の高いバン用のタイヤを装着しています。
そのため、145R12-6PRの強度を保つタイヤでないと車検が通りません。
13,14インチの軽自動車サイズのタイヤで、その強度を出せるタイヤは現在ありません。
タイヤの強度が足りないと車検に通りませんし、荷物を積んだ時にタイヤの強度が足りなくてトラブルが発生する可能性があります。
もし、仮に車検は関係なくインチアップしたいというのであれば、近い外径のタイヤサイズを選択すれば装着自体は可能です。
13インチにする場合のタイヤサイズの例は、155/70R13、155/65R13といったサイズがあります。
<タイヤ外径>
・145R12-6PR:542mm
・155/70R13:547mm
・155/65R13:531mm
外径によってスピードメーターの表示が変わりますので、外径にも注意してください。
タイヤサイズだけでなく、ホイールにも注意が必要です。車体からのはみ出しはNGですし、干渉にも注意。
また、ホイールも強度のあるJWL-T規格のホイールを選ぶ必要があります。
(スチールホイールはOK)
キャリーはバンタイプの車のため、インチアップは不向きなので、車のカスタマイズには注意が必要です。
※ バン扱いとなるスズキ・キャリーは、車検時に貨物用タイヤ(LT:ライトトラック)のタイヤが必要です。
でも、やろうと思えばこのような車にすることもできます。
キャリーのインチアップ仕様。
ホイールは15インチを装着し、リフトアップキットを使用して車高を上げています。
<参考タイヤサイズ>
165/60R15
タイヤは、トーヨーの「オープンカントリーR/T」です。
「マッドテレイン」と「オールテレイン」を混ぜあわせたタイヤです。装着には、カスタムが必要です。
いかがでしたか?
今回は、「スズキ・キャリーのインチアップ」を紹介しました。
タイヤ・ホイール選びの参考にしてください。