【145/80R13のインチアップ】14/15/16インチのタイヤサイズと外径

145/80R13のインチアップ

145/80R13のタイヤをインチアップしたい方必見!

  • 145/80R13のインチアップサイズは?
  • 14インチにする時のサイズは?
  • 15インチを装着する時のサイズは?

145/80R13のタイヤを14インチや16インチにインチアップする時の疑問に答えます。

タイヤ屋さんで10年働いた経験をもとにタイヤサイズを紹介します。

タップできる目次

145/80R13のタイヤ

145/80R13というタイヤの表記は、タイヤのサイズを示しています。

145/80R13のタイヤは、幅が145ミリメートル。

タイヤの扁平率は80%で、13インチのリムに適しているラジアルタイヤです。

145/80R13の基本情報
  • タイヤ幅:145mm
  • 扁平率:80
  • ラジアルタイヤ:R
  • リムのサイズ:13

145/80R13のタイヤは主に軽自動車に使用されています。

145/80R13を装着している車

145/80R13は、軽自動車に採用されるタイヤサイズです。

多くの軽自動車が装着している定番サイズです。

例えば、ダイハツのアルトやミラ、スズキのワゴンRなどが145/80R13を装着しています。

タイヤサイズは、型式・年式・グレードによって異なりますので、注意してください。

145/80R13の基本情報

145/80R13 75Sは、タイヤ幅、扁平率、リム径以外にも以下の内容を表しています。

  • タイヤ外径:562mm ※参考値
  • LI(ロードインデックス):75 ※参考値
  • 速度記号:S (最高速度180km/h)

※ロードインデックスは、メーカー・商品によっても異なるのであくまで目安の数値です。

タイヤ外径の算出方法

タイヤの断面幅と偏平率を掛け合わせることでサイドウォールの高さを求め、それを2倍してリムの直径(内径)を加えると、タイヤ全体の外径が求められます。(1インチは25.4ミリメートルに相当)

計算式: タイヤの外径 = (タイヤの断面幅 × 偏平率) × 2 + タイヤの内径(リム径)

正確な数値は、装着するタイヤのタイヤ外径を確認してください。

インチアップ時には、純正のタイヤ外径に近づける必要があり、基本的には、同等か少し小さくするのが一般的です。

タイヤ外径が大きいと、スピードメータ表示が実測よりも遅く表示され、危険です。

インチアップしたタイヤが純正のLI(ロードインデックス)を下回らないかどうかも確認してください。

145/80R13のインチアップ

N-ONE
N-ONEのプロトタイプ

インチアップは、タイヤの外径を変えずに偏平率を下げ、リム径を大きくすることを言います。

ホイールサイズを大きくすることで、車の見た目が変わり、車の雰囲気が一気に変わります。

車のドレスアップの定番手法で、車をかっこよく見せることが可能。

そのインチアップには、メリットとデメリットがあるので、メリット・デメリットを把握して行うことが大事です。

インチアップのメリット

インチアップにはメリットがあります。

  • スタイリッシュになる
  • 運動性能・コーナリングの性能をあげれる
  • グリップ性能を上げれる
  • 操縦安定性が向上させれる

インチアップの一番のメリットは、見た目が変わること。

大きなホイールはインパクト抜群です。

また、ホイールを大きくすることで、ブレーキのサイズを変えたり、タイヤの扁平率を下げることで、コーナーリング、安定感を出すことができます。

インチアップのデメリット

インチアップ

インチアップには、デメリットもあります。

  • 乗り心地が悪くなる
  • 燃費が悪化することもある
  • 費用がかかる

タイヤの偏平率が下がると、タイヤがうすくなり、路面からの衝撃が伝わりやすくなるため乗り心地が悪く感じます。

転がり抵抗が大きくなり、重さがあるホイールは燃費が悪くなることもあります。

また、タイヤ・ホイールの価格は高いので、費用がかかるのはデメリット。

インチアップは、メリットデメリットがあることを把握して行うことが大事です。

インチアップの注意点

はみ出し

インチアップをする時は、いくつかの注意点があります。

特に注意したいのは以下の部分です。

  • タイヤ外径
  • タイヤ幅
  • ロードインデックス

ここではタイヤを選ぶ時の3つの注意点を紹介します。

タイヤの外径

タイヤの外径

タイヤの外径を選ぶ際には、純正タイヤと同じまたは非常に近いサイズを選ぶことが重要。

外径が大きく変わると、スピードメーターに誤差が生じる可能性があり、車検が通らなくなることがあります。

適切でない外径のタイヤを選ぶと、車体との接触が生じるリスクも高まります。

タイヤの外径を選ぶ時は、車両の安全性を保ちながらも適切なサイズを選ぶことが求められます。

タイヤの幅

ナンカン

タイヤの幅については、選択時に注意が必要な要素の一つ。

タイヤの幅が広すぎると、車体との接触やタイヤがボディからはみ出してしまうことがあります。

特に、車高を低くしている車は、タイヤと車体部分との干渉が起きやすくなるため、注意が必要です。

車体からのはみ出したは、車検基準に違反するため、車検が通らないことがあります。

車種ごとに設定された適切なタイヤ幅を選ぶことが大切です。

タイヤのロードインデックス

タイヤの負荷能力は、ロードインデックス(LI)という指数でタイヤに示されています。

タイヤはサイズごとに支えられる重さ(負荷能力)が規格で定められていて、タイヤの負荷能力にも注意が必要です。

ロードインデックスの値は、純正タイヤと同等以上にしなければいけません。

インチアップ時には、タイヤの負荷能力にも注意してください。

ロードインデックスは、タイヤによって異なりますので、装着するタイヤのデータを確認してください。
ロードインデックス

※ここでは、タイヤサイズのみを掲載していますが、タイヤ以外にホイールサイズも重要です。

145/80R13のインチアップのサイズ例

155/65R14

ここでは、145/80R13を14インチや16インチへインチアップする時のサイズを紹介します。

車検に関しては、タイヤ外径以外にロードインデックスやはみ出し干渉など様々な項目があります。

どのホイールに組み合わせるかによっても変わるため、記載のデータは、サイズ変更時の参考値であり 車検の適応を保障するものではありません。

タイヤ外径、ロードインデックスを考慮したサイズですが、あくまで参考サイズです。

145/80R13を14インチにする時のサイズ

145/80R13を14インチにする場合は、155/65R14がいいです。

インチアップ時は、タイヤ外径を純正に合わせたり、純正タイヤのロードインデックスをクリアする必要があります。

14インチのタイヤ外径

145/80R13を14インチにする時のタイヤ外径比較です。

<タイヤ外径比較>

  • 145/80R13:562mm
  • 155/65R14:557mm

【155/65R14のタイヤ外径の計算例】
155mm(タイヤの断面幅)×0.65(偏平率)×2+14(リム径)×25.4(インチ)=557.1mm

145/80R13をインチアップするとき、タイヤ外径が近いのは155/65R14です。

14インチのロードインデックス

LI(ロードインデックス)は、純正のタイヤの表記と同等かそれ以上にします。

純正サイズは 145/80R13 75なので、75以上にする必要があります。

155/65R14のロードインデックス:75

※メーカー、タイヤによってロードインデックスが異なります。

145/80R13をインチアップするときは、155/65R14でロードインデックスが純正同等のタイヤを選ぶといいです。

145/80R13を15インチにする時のサイズ

15インチ

145/80R13を15インチにする場合は、165/55R15がいいです。

インチアップ時は、タイヤ外径を純正に合わせたり、純正タイヤのロードインデックスをクリアする必要があります。

15インチのタイヤ外径

145/80R13を15インチにする時のタイヤ外径比較です。

  • 145/80R13:562mm
  • 165/55R15:562mm
  • 165/50R15:546mm

【165/55R15のタイヤ外径の計算例】
165mm(タイヤの断面幅)×0.55(偏平率)×2+15(リム径)×25.4(インチ)=562.5mm

145/80R13をインチアップするとき、タイヤ外径が近いのは165/55R15です。

15インチのロードインデックス

LI(ロードインデックス)は、純正のタイヤの表記と同等かそれ以上にします。

純正サイズは 145/80R13 75なので、75以上にする必要があります。

165/55R15のロードインデックス:75
165/50R15のロードインデックス:73

※メーカー、タイヤによってロードインデックスが異なります。

145/80R13をインチアップするときは、165/55R15でロードインデックスが高いタイヤやXL規格のタイヤを選ぶといいです。

145/80R13を16インチにする時のサイズ

16インチのサイズ

145/80R13を16インチにする場合は、165/45R16 XL規格のタイヤがいいです。

XL規格でない場合は、ロードインデックスが純正を下回る場合があるため注意が必要です。

インチアップ時は、タイヤ外径を純正に合わせたり、純正タイヤのロードインデックスをクリアする必要があります。

16インチのタイヤ外径

145/80R13を16インチにする時のタイヤ外径比較です。

<タイヤ外径比較>

  • 145/80R13:562mm
  • 165/45R16:554mm
  • 165/50R16:571mm

【165/45R16のタイヤ外径の計算例】
165mm(タイヤの断面幅)×0.45(偏平率)×2+16(リム径)×25.4(インチ)=554.9mm

145/80R13をインチアップするとき、タイヤ外径が近いのは165/45R16です。

16インチのロードインデックス

145/80R13を16インチへインチアップする時のLI(ロードインデックス)は、純正のタイヤの表記と同等かそれ以上にします。

純正サイズは 145/80R13 75Sなので、75以上にする必要があります。

165/45R16のロードインデックス:74
165/50R16のロードインデックス:75

メーカー、タイヤによってロードインデックスが異なります。

(例)
ダンロップ LE MANS V 165/45R16 74V XL
WINRUN R330 165/50R16 77V XL

インチアップするときは、ロードインデックスが高いタイヤやXL規格のタイヤを選ぶといいです。

※記載の数値はタイヤによって異なりますので、あくまで参考値です。装着はあくまで自己責任でお願いいたします。

まとめ

145/80R13のインチアップ

ここでは、145/80R13のインチアップサイズを紹介しました。

145/80R13のタイヤ外径は562mm

それぞれのサイズでタイヤ外径が近いのは以下のようなサイズです。

タイヤサイズタイヤ外径
14インチ155/65R14557mm
15インチ165/55R15562mm
16インチ165/45R16554mm

インチアップは、ただサイズを大きくすればいいというわけではなく、決まりがあります。

車検の規定があるので、守らないと交通違反になってしまいますので、十分に注意して行ってください。
 

また、車高を落としている場合は干渉の注意もあるので、慎重に行ってください。

記載のデータは、サイズ変更時の参考値であり 車検の適応を保障するものではありません。

※記載のタイヤ外径は計算上のデータです。

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この記事を書いた人

自動車業界で10年のキャリアを積んだ後、自動車関連のWEBライターとして活動しています。特にスポーツカーが好きで、多岐にわたるモデルを経験してきました。これまでに1500本以上の記事を執筆し、専門知識をもとに読者に有益な情報を提供しています。タイヤ・ホイールの選び方から購入方法まで、実践的なアドバイスをお届けします。

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