ダイハツ・新型タントに大きなホイールを装着したい!
「タントには、どのようなサイズが装着できるのでしょう?」
新型タント(LA650S/LA660S型)のインチアップサイズ15/16インチのサイズをチェックしてみました。
タントをインチアップする時のタイヤホイール選びの参考にしてください。
新型タント(LA650S/LA660S型)
https://ja.wikipedia.org/wiki/
タント(Tanto)は、ダイハツ工業が生産・販売している軽トールワゴン(軽スーパーハイトワゴン)です。
タントは、型式、年式で種類が分かれています。
- 初代タント (L350S/L360S型 2003年-2007年)
- 2代目タント(L375S/L385S型 2007年-2013年)
- 3代目タント(LA600S/LA610S型 2013年-2019年)
- 4代目タント(LA650S/LA660S型 2019年-)
こちらのページでは、「4代目タントとなる新型タント」について書いています。
新型タントは、2019年7月に発売され、型式はLA650S/LA660S。
※2022年10月には、4代目タントが派生したファンクロスが登場していています。
タントには、自然吸気(NA)車とターボ車の2つのタイプが設定。
・タント:Xターボ/X/L
・タントカスタム:RS/X/Lの3グレード
タントとタントカスタムでは、外観のデザインに違いがあります。
これにより、より個性的な選択が可能になっています。
タントの純正タイヤ・ホイールサイズ
タント(LA650S/LA660S)は、純正14インチを装着しています。
14インチのサイズ
- 型式:DBA-L650S
- 年式:2019年7月~
- タイヤサイズ:155/65R14
- ホイールサイズ:14×4.5J
- ホール数:4穴
- PCD:100
- インセット:45
タントの一部グレードが15インチを装着しています。
【タントのグレード別タイヤサイズ】
<グレード> | <純正サイズ> |
X,L,Xターボ | 155/65R14 |
カスタム(X,L,Xターボ) | 155/65R14 |
カスタム RS | 15インチ |
タントのホイールナットサイズ
タントのホイールナットのサイズは以下のようになっています。
- M12:ネジの直径を表しています。ボルトの太さが12mm。
- P1.5:ネジのピッチを指し、山から山への間隔が1.5mmという意味。
- 21HEX:ナットを回す際に使用するレンチのサイズを示し、二面幅が21mmの六角形(HEX)を意味。
タントのホイールナットは、1台分で合計16個必要です。
ホイールを取り付ける際や交換時には、ホイールナットのサイズに適合する工具を使用する必要があります。
新型タント(LA650S/LA660S型)のインチアップサイズ
タントにおけるインチアップの適合サイズを紹介します。
14インチは純正サイズ。
15インチと16インチは装着が可能で、これらのサイズでは適合商品を選べば、特に問題なくフィットします。
しかし、17インチに関しては装着が可能ですが、一部の条件下で問題が生じる可能性があるため、注意が必要です。
タントの適合サイズ | |
14インチ | 純正サイズ |
15インチ | ○ |
16インチ | ○ |
17インチ | △ |
インチアップのホイールセット購入方法
インチアップによって、車の見た目を引き締め、走行性能を高めることが可能です。
タントをインチアップする際には、次の手順でホイールを選び、購入することになります。
- 純正サイズを参考に新しいタイヤサイズを決定。
- 純正サイズを参考に新しいホイールサイズを選択。
- 希望のタイヤ銘柄とホイールを選ぶ。
- ホイールセットが車両に適合するかを確認。
- 必要なナットを選ぶ。
- タイヤの交換・取り付けを行う。
インチアップでは、新しいサイズのタイヤに適したホイールの選択が重要です。
取り付け時は、ホイールナットを正しく締め付け、タイヤとホイールがしっかりと取り付けられていることを確認してください。
タントをインチアップする時の注意点
ホイールセットを購入する際は、適切なサイズ選びが非常に重要です。
特に、タイヤサイズとホイールサイズの正確な確認が必要になります。
タントLA650Sに対する適合も確認することが大切。
誤ったサイズの選択は、ホイールのはみ出しや車体との干渉を引き起こす可能性があります。
以下、特に注意が必要なポイントです。
- タイヤの外径の維持:タイヤの外形が大きく変わると、スピードメーターの表示に影響を及ぼし、安全上の問題や車検不合格の原因になることがあります。純正の外径に近いサイズを選ぶことを推奨します。
- 車体との干渉、はみ出しの防止:ホイールの幅やインセットを適切に選択することで、はみ出しや車体との干渉を避けることが可能です。また、車高の調整もはみ出しを回避する助けとなりますが、その際は干渉のリスクも考慮してください。
正しいサイズ選びと適切な取り付けで、安全かつスタイリッシュなカスタマイズを楽しむことができます。
◆ タイヤの外径は変わらないようにする必要があります。
タイヤの外径が大きく変わると、車のスピードメーターに影響が出て危険で、車検も通りません。(例 スピードメーター40km 実際の速度 50kmなど)
タイヤの外形を大きくすると、このようになる可能性があり、どんなサイズでも装着出来るわけではありません。
このページでは、なるべく純正に近い外形のサイズを紹介しています。
新型タント(LA650S/LA660S型)の15インチのサイズ
タントの15インチタイヤのサイズは「165/55R15」です。
165はタイヤの幅(mm)、55は側面の高さがタイヤ幅の55%であることを示し、Rはラジアル構造を意味し、15はタイヤの内径(インチ)
ホイールサイズは「15×4.5J」または「15×5.5J」
15はホイールの直径(インチ)、4.5Jまたは5.5Jはホイールの幅(インチ)を意味しています。
ホイールの詳細スペックは以下の通りです。
- ホール数:4H(ホイールにあるボルト穴の数)
- PCD:100(ホイールのボルト穴が形成する円の直径、mm)
- インセット:45(ホイールの取り付け面がホイールセンターラインからどれだけ内側にあるかを示す値、mm)
タントカスタムも、同様に15インチのホイールを使用しています。(RS)
15インチのタイヤ外径
インチアップを検討している場合、純正タイヤと同じ外径を維持することが大切です。
なぜなら、外径が変わると、スピードメーターの表示が正確でなくなり、安全性に影響を与えかねないからです。
<15インチのタイヤ外径比較>
- 155/65R14:557mm
- 165/55R15:562mm
- 165/50R15:546mm
※ 165/55R15のタイヤ外径の計算例
165mm(タイヤの断面幅)×0.55(偏平率)×2+15(リム径)×25.4(インチ)=562.5.mm
例えば、純正である「155/65R14」から「165/55R15」への変更を考えた場合、この2つのサイズは外径が非常に近いため、車の挙動に大きな違いは生じません。
タイヤ外径だけでなく、「ロードインデックス」(タイヤが支えることができる最大重量)も考慮する必要があります。
シンプルに言うと、インチアップする際は、タイヤの外径を純正サイズに近づけて、タイヤの重量負荷能力も確認することが重要
これにより、車の安全性と運転の快適性を維持できます。
タイヤ外径だけでなくロードインデックスもクリアする必要があります。
15インチのロードインデックス
ロードインデックス(LI)は、純正のタイヤの表記と同等かそれ以上にします。
純正サイズは(155/65R14)は、ロードインデックスが75なので、75以上にする必要があります。
165/55R15のロードインデックス:75
165/50R15のロードインデックス:73
165/50R15はロードインデックスが純正タイヤを下回る可能性があります。
※メーカー、タイヤによってロードインデックスが異なります。
155/65R14をインチアップするときは、165/55R15でロードインデックスが高いタイヤやXL規格のタイヤを選ぶといいです。
インチアップ時には、空気圧の管理も重要になります。
新型タントの15インチホイールセット
タントの15インチのホイールセットはオンラインで簡単に購入できます。
注文する前に車種の適合性、具体的な型式、そして年式の確認が必要です。
選択する際は、自分の車に合う製品であることを確認しましょう。
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新型タント(LA650S/LA660S型)の16インチサイズ
新型タントに関しては、前モデルと同様のタイヤサイズを採用しているため、インチアップサイズも同じです。
16インチのタイヤには以下のサイズが適合します。
- 165/45R16
- 165/50R16(外径がわずかに大きくなりますが、こちらも装着可能です)
【165/45R16のタイヤ外径の計算例】
165mm(タイヤの断面幅)×0.45(偏平率)×2+16(リム径)×25.4(インチ)=554.9.mm
ホイールのサイズは以下のとおりです。
- サイズ:16×5J (または5.5J)
- ホール数:4H
- PCD:100
- インセット:45
記載時ているのは装着可能な参考サイズです。
車両への取り付け前に、サイズの適合や車体への影響を必ず確認してください。
16インチのタイヤ外径
タントを16インチへインチアップする時はタイヤ外径を合わせる必要があります。
16インチのタイヤ外径が近いサイズを紹介します。
- 155/65R14:557mm
- 165/45R16:554.9mm
- 165/50R16:571mm
【165/45R16のタイヤ外径の計算例】
165mm(タイヤの断面幅)×0.45(偏平率)×2+16(リム径)×25.4(インチ)=554.9.mm
タイヤ外径が近い16インチは165/45R16です。
タントに16インチを装着する時の注意点
タントをローダウンする際は、タイヤサイズとして165/45R16を選択するのがおすすめです。
ローダウンによって車のスタンスが変わり、見た目にも影響を与えるため、このサイズが適切なバランスです。
ただし、ホイールのデザインによってははみ出しに注意が必要。
特にディスク面が盛り上がっているタイプのホイールでは、その部分が外側にはみ出してしまう可能性がありますので、選択時には慎重に検討してください。
また、車高を下げ過ぎると、フロントとリアのフェンダーとの干渉リスクが高まります。
美しいローダウンを実現しながらも、走行安全性に影響が出ないよう、適切な車高調整が重要。
車高調整は見た目だけでなく、走行性能にも大きく関わるため、専門家のアドバイスを参考に、慎重に行うことをおすすめします。
16インチのホイールセット
16インチのホイールセットは、ネット通販でも購入可能です。
購入時には、適合車種、型式、年式に注意してください。
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まとめ
今回は、「ダイハツ・新型タントの15インチのサイズ」を紹介しました。
タントの適合サイズ | |
14インチ | 155/65R14 |
15インチ | ○ 165/55R15 |
16インチ | ○ |
17インチ | △ |
タントのタイヤ・ホイール選びの参考になればと思います。
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