新型タントのインチアップサイズは?15/16インチのタイヤサイズ

ダイハツ・新型タントに大きなホイールを装着したい!

「タントには、どのようなサイズが装着できるのでしょう?」

新型タント(LA650S/LA660S型)のインチアップサイズ15/16インチのサイズをチェックしてみました。

タントをインチアップする時のタイヤホイール選びの参考にしてください。

目次

ダイハツ・新型タント(LA650S/LA660S型)

Daiahtsu Tanto X 2WD (6BA-LA650S-GBGF) front https://ja.wikipedia.org/wiki/

タント(Tanto)は、ダイハツ工業が生産・販売している軽トールワゴン(軽スーパーハイトワゴン)です。
 
タントは、型式、年式で種類が分かれています。

こちらのページでは、「4代目タントとなる新型タント」について書いています。
 
新型タントは、2019年7月に発売され、型式はLA650S/LA660S。

※2022年10月には、4代目タントが派生したファンクロスが登場していています。
 
タントには、自然吸気(NA)車とターボ車の2つのタイプが設定。

・タント:Xターボ/X/L
・タントカスタム:RS/X/Lの3グレード

タントとタントカスタムでは、外観のデザインに違いがあります。

これにより、より個性的な選択が可能になっています。

タントの純正タイヤ・ホイールサイズ

純正サイズ

タント(LA650S/LA660S)は、純正14インチを装着しています。

14インチのサイズ

  • 型式:DBA-L650S
  • 年式:2019年7月~
  • タイヤサイズ:155/65R14
  • ホイールサイズ:14×4.5J
  • ホール数:4穴
  • PCD:100
  • インセット:45

タントの一部グレードが15インチを装着しています。

【タントのグレード別タイヤサイズ】

<グレード><純正サイズ>
X,L,Xターボ14インチ
カスタム(X,L,Xターボ)14インチ
カスタム RS15インチ

タントのナットサイズ

ナットサイズ

タントのホイールナットのサイズは以下のようになっています。

  • M12:ネジの直径を表しています。つまり、ボルトの太さが12mm。
  • P1.5:ネジのピッチを指しており、山から山への間隔が1.5mmという意味。
  • 21HEX:ナットを回す際に使用するレンチのサイズを示しています。二面幅が21mmの六角形(HEX)を意味。

タントのホイールナットは、1台分で合計16個必要です。

ホイールを取り付ける際や交換時には、ホイールナットのサイズに適合する工具を使用する必要があります。

タントのインチアップサイズ

タントにおけるインチアップの適合サイズを紹介します。

14インチは純正サイズ。

15インチと16インチは装着が可能で、これらのサイズでは適合商品を選べば、特に問題なくフィットします。

しかし、17インチに関しては装着が可能ですが、一部の条件下で問題が生じる可能性があるため、注意が必要です。

タントの適合サイズ
14インチ純正サイズ
15インチ
16インチ
17インチ
○は装着可能。△は注意が必要です。

インチアップのホイールセット購入方法

インチアップのホイールセット

インチアップによって、車の見た目を引き締め、走行性能を高めることが可能です。

タントをインチアップする際には、次の手順でホイールを選び、購入することになります。

  1. 純正サイズを参考に新しいタイヤサイズを決定。
  2. 純正サイズを参考に新しいホイールサイズを選択。
  3. 希望のタイヤ銘柄とホイールを選ぶ。
  4. ホイールセットが車両に適合するかを確認。
  5. 必要なナットを選ぶ。
  6. タイヤの交換・取り付けを行う。


インチアップでは、新しいサイズのタイヤに適したホイールの選択が重要です。

取り付け時は、ホイールナットを正しく締め付け、タイヤとホイールがしっかりと取り付けられていることを確認してください。

タントをインチアップする時の注意点

インチアップの注意点

ホイールセットを購入する際は、適切なサイズ選びが非常に重要です。

特に、タイヤサイズとホイールサイズの正確な確認が必要になります。

タントLA650Sに対する適合も確認することが大切。

誤ったサイズの選択は、ホイールのはみ出しや車体との干渉を引き起こす可能性があります。

以下、特に注意が必要なポイントです。

  1. タイヤの外径の維持:タイヤの外形が大きく変わると、スピードメーターの表示に影響を及ぼし、安全上の問題や車検不合格の原因になることがあります。純正の外径に近いサイズを選ぶことを推奨します。
  2. 車体との干渉、はみ出しの防止:ホイールの幅やインセットを適切に選択することで、はみ出しや車体との干渉を避けることが可能です。また、車高の調整もはみ出しを回避する助けとなりますが、その際は干渉のリスクも考慮してください。

正しいサイズ選びと適切な取り付けで、安全かつスタイリッシュなカスタマイズを楽しむことができます。

◆ タイヤの外径は変わらないようにする必要があります。

タイヤの外径が大きく変わると、車のスピードメーターに影響が出て危険で、車検も通りません。(例 スピードメーター40km 実際の速度 50kmなど)

タイヤの外形を大きくすると、このようになる可能性があり、どんなサイズでも装着出来るわけではありません。

このページでは、なるべく純正に近い外形のサイズを紹介しています。

15インチのサイズ

15インチ

タントの15インチタイヤのサイズは「165/55R15」です。

165はタイヤの幅(mm)、55は側面の高さがタイヤ幅の55%であることを示し、Rはラジアル構造を意味し、15はタイヤの内径(インチ)

ホイールサイズは「15×4.5J」または「15×5.5J」

15はホイールの直径(インチ)、4.5Jまたは5.5Jはホイールの幅(インチ)を意味しています。

ホイールの詳細スペックは以下の通りです。

  • ホール数:4H(ホイールにあるボルト穴の数)
  • PCD:100(ホイールのボルト穴が形成する円の直径、mm)
  • インセット:45(ホイールの取り付け面がホイールセンターラインからどれだけ内側にあるかを示す値、mm)

タントカスタムも、同様に15インチのホイールを使用しています。(RS)

15インチのタイヤ外径

インチアップを検討している場合、純正タイヤと同じ外径を維持することが大切です。

なぜなら、外径が変わると、スピードメーターの表示が正確でなくなり、安全性に影響を与えかねないからです。

<15インチのタイヤ外径比較>

  • 155/65R14:557mm
  • 165/55R15:562mm
  • 165/50R15:546mm

例えば、純正である「155/65R14」から「165/55R15」への変更を考えた場合、この2つのサイズは外径が非常に近いため、車の挙動に大きな違いは生じません。

タイヤ外径だけでなく、「ロードインデックス」(タイヤが支えることができる最大重量)も考慮する必要があります。

これを見落とすと、タイヤが過負荷になり、事故につながる恐れがあります。

シンプルに言うと、インチアップする際は、タイヤの外径を純正サイズに近づけて、タイヤの重量負荷能力も確認することが重要

これにより、車の安全性と運転の快適性を維持できます。

タイヤ外径だけでなくロードインデックスもクリアする必要があります。

15インチのロードインデックス

ロードインデックス(LI)は、純正のタイヤの表記と同等かそれ以上にします。

純正サイズは(155/65R14)は、ロードインデックスが75なので、75以上にする必要があります。

165/55R15のロードインデックス:75
165/50R15のロードインデックス:73

165/50R15はロードインデックスが純正タイヤを下回る可能性があります。

※メーカー、タイヤによってロードインデックスが異なります。

155/65R14をインチアップするときは、165/55R15でロードインデックスが高いタイヤやXL規格のタイヤを選ぶといいです。

インチアップ時には、空気圧の管理も重要になります。

新型タント 15インチの価格

タントの15インチのホイールセットはオンラインで簡単に購入できます。

注文する前に車種の適合性、具体的な型式、そして年式の確認が必要です。

選択する際は、自分の車に合う製品であることを確認しましょう。

ネット通販価格(楽天)↓
タント L650S 15インチ

ネット通販価格(ヤフーショッピング)↓
タント L650S 15インチ
 

新型タントの16インチサイズ

16インチのサイズ

新型タントに関しては、前モデルと同様のタイヤサイズを採用しているため、インチアップサイズも同じです。

16インチのタイヤには以下のサイズが適合します。

  • 165/45R16
  • 165/50R16(外径がわずかに大きくなりますが、こちらも装着可能です)

ホイールのサイズは以下のとおりです。

  • サイズ:16×5J (または5.5J)
  • ホール数:4H
  • PCD:100
  • インセット:45

記載時ているのは装着可能な参考サイズです。

車両への取り付け前に、サイズの適合や車体への影響を必ず確認してください。

タントに16インチを装着する時の注意点

タントをローダウンする際は、タイヤサイズとして165/45R16を選択するのがおすすめです。

ローダウンによって車のスタンスが変わり、見た目にも影響を与えるため、このサイズが適切なバランスです。

ただし、ホイールのデザインによってははみ出しに注意が必要。

特にディスク面が盛り上がっているタイプのホイールでは、その部分が外側にはみ出してしまう可能性がありますので、選択時には慎重に検討してください。

また、車高を下げ過ぎると、フロントとリアのフェンダーとの干渉リスクが高まります。

美しいローダウンを実現しながらも、走行安全性に影響が出ないよう、適切な車高調整が重要です。

車高調整は見た目だけでなく、走行性能にも大きく関わるため、専門家のアドバイスを参考に、慎重に行うことをおすすめします。

16インチのホイールセット価格

16インチのホイールセットは、ネット通販でも購入可能です。

購入時には、適合車種、型式、年式に注意してください。
 

ネット通販価格(楽天)↓
タント L650S 16インチ
 

ネット通販価格(ヤフーショッピング)↓
タント L650S 16インチ

 
今回は、「ダイハツ・新型タントの15インチのサイズ」を紹介しました。

タイヤ・ホイール選びの参考になればと思います。

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この記事を書いた人

自動車業界で10年のキャリアを積んだ後、自動車関連のWEBライターとして活動しています。特にスポーツカーが好きで、多岐にわたるモデルを経験してきました。これまでに1500本以上の記事を執筆し、専門知識をもとに読者に有益な情報を提供しています。タイヤ・ホイールの選び方から購入方法まで、実践的なアドバイスをお届けします。

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