ルーミーをインチアップしたけどタイヤの空気圧はどうすればいいの?
タイヤの空気圧設定で悩むかもしれません。
こちらの記事では、ルーミーのインチアップの空気圧を紹介します。
ルーミー
ルーミーは、2016年11月に発売されたトヨタのコンパクトカーです。
運転しやすいサイズで家族で乗るのにも適している人気車。
そのルーミーを自分好みにカッコよくするためにタイヤホイールを交換する方も多いかもしれません。
【ルーミーのインチアップ可能サイズ】
ルーミーの適合サイズ | |
14インチ | 純正サイズ |
15インチ | 純正サイズ |
16インチ | ○ |
17インチ | △ |
○は装着可能サイズ。△は注意が必要です。
インチアップして純正より大きなサイズにすることも可能です。
⇒ ルーミーのインチアップサイズ
ルーミーはグレードによってタイヤサイズが違います。
<ルーミーのグレード>
- カスタムG-T
- カスタムG“S”/カスタムG
- G-T
- G“S”/G
- X“S”/X
車の空気圧はタイヤサイズによって異なります。
ルーミーの空気圧
純正サイズの空気圧は純正のドアに表示されています。
ドア表示を確認してください。
車のタイヤサイズを確認して、基本的にこの表示されている空気圧で調整します。
純正サイズの空気圧
14インチ車
タイヤサイズ:165/65R14
- 前輪:260kPa
- 後輪:260kPa
ルーミーの14インチの空気圧は260kPaと、14インチとしては高めの設定です。
燃費向上の目的などもあり、空気圧を少し高めの設定にしているケースもあります。
15インチ車
タイヤサイズ:175/55R15
- 前輪:250kPa
- 後輪:250kPa
15インチの方が、14インチよりも空気圧が低くなっています。
※15インチを装着しているのは、カスタムG-Tなどの上位グレードです。
15インチ装着時は、指定の空気圧にします。
16インチの空気圧
「16インチの空気圧はどうすればいいのでしょう?」
ルーミーを16インチにアップする場合、参考タイヤサイズは、195/45R16です。
195/45R16のサイズの場合は、ドア表示に空気圧は書かれていません。
195/45R16の空気圧は、ロードインデックス(LI)が重要になります。
ロードインデックスは、タイヤのサイズ記載の最後にある数字で、タイヤの負荷能力です。
上記のタイヤでは225/45R18 95Wです。
95という数字がロードインデックス(LI)で、その後のWは速度記号です。
16インチのタイヤには、このように書かれていました。
195/45R16 80V
ロードインデックスは80と書かれています。
ロードインデックスが80の場合は、タイヤ1本で最大450kg支えられます。
この数値は、タイヤの空気圧が2.4キロの時に最大450kgです。
ロードインデックスの数字によってタイヤの負荷能力が異なります。
負荷能力は1本の負荷能力で、車はタイヤ4本で支えています。
ルーミーの車両重量は1080kg-1140kg
(正確には前前軸重、後後軸重が車検証にも記載され、厳密に計算することができますが、ここでは省略します。)
ちなみに同じサイズでもタイヤのメーカー、ブランドで異なります。
<ブリヂストンのPZ-XC2の場合>
195/45R16 84V
同じタイヤサイズでもロードインデックスは異なります。
(PZ-XC2は、80ではなく84です。)
84の方が負荷能力が高く、タイヤの空気圧が2.4キロの時に最大負荷能力は500kgです。
引用:https://tire.bridgestone.co.jp/about/tire-size/pressure-list/index.html
注意点として、タイヤのロードインデックスにXL(EXTRA LOAD エキストラロード)と記載があるタイヤがあります。
PZ-XC2の195/45R16はXLタイヤです。カタログにも記載があります。
XLタイヤの場合は、空気圧によってタイヤの負荷能力が変わり、空気圧を高くすることで負荷能力が変化するタイヤです。
負荷能力がタイヤ空気圧によって変わるので注意してください。
この場合、空気圧が下がると、負荷能力も下がります。
例えば、空気圧が2.0キロになると、最大負荷能力は450kgに下がります。
この数値は、タイヤメーカーのロードインデックス表で確認すると知ることができます。
ルーミーで16インチ 195/45R16 80 なら2.4キロの空気圧という数値は一つの目安です。
ロードインデックスは、タイヤ空気圧が2.4キロの時のが基本になっていいます。
私は、タイヤショップで長く働いていましたが、2.4キロは目安として使う機会が多かったです。
もし何らかの理由で空気圧を変更したいときは2.4をベースにして、セッティングする時でも基本は+0.1,+0.2ぐらいがいいです。
(引っ張りタイヤなど通常と異なった装着をする時は除きます。)
空気圧は、空気圧ゲージの誤差もあるので、しっかりしたゲージで測定するのがおすすめです。
まとめ
今回は、「ルーミーのインチアップ(16インチ)の空気圧」を紹介しました。インチアップ時の参考になればと思います。
コンパクトカーにおすすめのホイールデザインはこちらの記事を参考にしてください。
コメント