ダイハツ・タフトが2020年6月に発売しました。
タフトは、人気上昇中のクロスオーバーSUV車です。
- タフトの純正タイヤサイズは?
- インチアップはできるの?
- どのようなサイズが装着できるの?
車業界で10年働いた経験をもとに、タフトのインチアップサイズの疑問に答えます。
タフト
TAFT(タフト)は、ダイハツの軽自動車でクロスオーバーSUV車。
スクエアデザインで、全高は低めに作られています。
こちらの記事では、2020年6月に発売された「新型タフト」について書いています。
<タフトのグレード>
- Gターボ
- G
- X
タフトのエンジンは、直3 DOHCでNAとターボがあります。
駆動方式は、FFと4WD。
タフトの純正サイズ
タフトの純正タイヤ・ホイールのサイズです。
15インチのサイズ
- 型式:6BA-LA900S
- 年式:2020年6月~
- タイヤサイズ:165/65R15
- ホイールサイズ:15×4.5J
- ホール数:4穴
- PCD:100
- インセット:45
タフトは、全グレード15インチを装着しています。
15インチのホイールセットの購入したい方はこちら
⇒ タフトに15インチのホイールセットを購入する方法。
オートサロンの展示車両は、15インチのWORK製アルミホイールを装着。
タイヤは、グッドイヤーのオールシーズンタイヤ「ベクター フォーシーズンズ」を装着していました。
展示車両が装着していたタイヤサイズ:175/65R15
175/65R15は、通常コンパクトカーが装着するサイズです。
少し大きめのサイズのせいか、サイドステップとタイヤの隙間が狭めでした。
<タイヤ外形比較>
- 175/65R15:608mm
- 165/65R15:595mm(純正)
実際のタフトのサイズは、165/65R15です。
175/65R15装着はタイヤ外径が少し大きくなり、はみ出しのリスクも増えますので自己責任になります。
ネット通販でも175/65R15のタフト対応のホイールセットを販売し、リフトアップ向けです。
タフトの純正ホイールは、アルミのシルバー、ガンメタとホワイトのスチールホイールがアクセサリーパーツの設定あり。
タフトのホイールナットサイズ
タフトのホイールナットのサイズは、通常のダイハツの軽自動車のホイールナットサイズと同じです。
- M12×1.5
- 21HEX(21ミリ)
【ナットサイズの詳細】
M12:ネジの直径(ボルト径)
P1.5:ネジの山と山の間の距離(ピッチ)
21HEX:頭の六角の2面幅
タフトのホイールナットは、1台分で16個です。
タフトのインチアップサイズ
タフトは、全グレード15インチを装着しています。
タフトの適合サイズ | |
15インチ | 165/65R15 |
16インチ | ○ |
17インチ | △ |
タフトのリアには、電動パーキングブレーキシステムがリアに取り付けられているため、サイズダウンをするとホイールが干渉してしまう可能性が高いです。
インチアップの際もクリアランスに注意してください。
インチアップのホイールセット購入方法
インチアップをすると、クルマの見た目や走行性能を向上できます。
タフトをインチアップしてホイールを購入する時は、以下のような流れになります。
純正サイズを参考にサイズを決めます。
装着可能なホイールサイズを選択します。
タイヤのメーカー、ホイールデザインを決定します。
年式、型式、グレードを確認します。
必要な場合はナットも購入します。
確実に取り付けを行います。
インチアップをする時は、新しいタイヤサイズに合わせたホイールの選定が必要です。
このページでは、インチアップする時の参考サイズを紹介していますので、参考にしてください。
タイヤ・ホイールは、車検にもかかわる部分なので、規定を超えない範囲でインチアップしてください。
タフトをインチアップする時の注意点
ホイールセット購入時には、サイズには注意する必要があります。
タイヤサイズ、ホイールサイズを確認してください。
サイズによっては、はみ出したり、干渉する場合もありますので、適合車種にタフトの記載があるかを確認した方がいいです。
◆ タイヤの外径は変わらないようにする必要があります。
外形が大きく変わると、車のスピードメーターに影響が出て危険ですし、車検も通りません。
(例 スピードメーター40km 実際の速度 50km)
タイヤの外形を大きくすると、このようになる可能性があります。
どんなサイズでも装着出来るわけではなく、装着出来るサイズはある程度限られます。
このページでは、なるべく純正に近い外形のサイズを紹介しています。
◆ 車体の干渉やはみ出しに注意してください。
ホイール幅やインセットによって、はみ出しや干渉が決まりますので、慎重に選んでください。
車高を落とすと、はみ出しを回避しやすくなりますが、干渉に注意してください。
タフトの16インチのサイズ
タフトの16インチの参考サイズです。
インチアップサイズは、純正のタイヤ外径サイズをベースにした16インチの参考サイズです。
タイヤサイズ
・165/60R16
<16インチのホイールサイズ例>
- 16×5.5J(5J)
- ホール数:4H
- PCD:100
- インセット:45
タフトの16インチのタイヤ外径
タフトをインチアップする時は、タイヤ外径を合わせる必要があります。
16インチは以下のようなサイズがあります。
- 165/65R15: 595mm(純正)
- 165/60R16: 595mm
- 165/55R16: 587mm
- 165/50R16: 571mm
- 175/60R16: 616mm
16インチのタイヤ外径を比較すると、タイヤ外形は165/60R16が近いです。
ただし、165/60R16のタイヤは少なめです。
175/60R16はタイヤ外径が大きくなり、リフトアップ車向けです。
※タイヤ外径サイズは、あくまで計算上の参考値です。
16インチの注意点
16インチホイールを選ぶ際に最も重要なのは、車とのバランスです。
ホイールが大きくなると、タイヤの厚みが薄くなり、乗り心地やハンドリングに影響を与えます。
低い扁平率のタイヤは、コーナリング時の安定性を高める効果がありますが、路面からの衝撃を直接受けやすくなるため、柔らかい乗り心地を好むドライバーには適さない場合もあります。
燃費の悪化といったデメリットも考慮する必要があります。
さらに、16インチホイールの選択には、オフセットやホイールの幅も考慮してサイズを選んでください。
タフトの16インチホイールセット
ホイールは通常の軽自動車の16インチホイール(5J)が装着できます。
ネット通販でもタフトのホイールセットが販売されていますので、適合確認を行って装着可能なホイールセットを購入してください。
ヤフーショッピング
⇒
タフトの17インチのサイズ
タフトの17インチを装着したい方向けの参考サイズです。
はみ出し、干渉、ロードインデックスなどにより車検NGの可能性があります。
インチアップサイズは、純正のタイヤ外径サイズをベースにした17インチの参考サイズです。
タイヤサイズ
・165/45R17
<ホイールサイズ>
- 17×5.5J(5J)
- ホール数:4H
- PCD:100
- インセット:45
タフトの17インチのタイヤ外径
タフトをインチアップする時は、タイヤ外径を合わせる必要があります。
17インチは以下のようなサイズがあります。
- 165/65R15: 595mm(純正)
- 165/45R17: 580mm
【165/45R17のタイヤ外径の計算例】
165mm(タイヤの断面幅)×0.45(偏平率)×2+17(リム径)×25.4(インチ)=580.3mm
16インチのタイヤ外径を比較すると、タイヤ外形は165/45R17が近いですが、純正よりも小さくなります。
車体とタイヤの隙間がふふえるため、ローダウンをするといいかもしれません。
※タイヤ外径サイズは、あくまで計算上の参考値です。
タフトの17インチホイールセット
タフトに17インチの装着は一般向けな選択肢ではなく、ネット通販でタフト用の17インチホイールセットはありませんでした。
車検の問題もあるため、確認時には、ホイールセットの販売はありませんでした。
購入する時は、適合確認を行って装着可能なホイールを購入してください。
タフトにおすすめのホイールブランド
タフトのカスタマイズにおいて、選ぶホイールのブランドは車の性能や外観に大きく影響します。
ここでは、タフトにぴったり合うおすすめのホイールブランドを紹介します。
おすすめのホイールは、それは人それぞれの好みがあるため、一概には言えませんが、一般的に評価が高く、人気のホイールを選ぶと、失敗が少ないです。
これらのブランドは、品質、デザイン、性能のバランスが取れており、タフトの魅力をさらに引き出せます。
HOT STUFF
https://www.hotstuff-cp.co.jp/product/mad-cross-grace/
HOT STUFFのMAD CROSS GRACE
8つの穴が空いたホールディスクのデザインが新鮮で、ワイルドな雰囲気もでます。
タフトに適合するサイズの設定もあります。
MLJ
https://www.mljinc.co.jp/product/xtreme-j/xj04/
こちらのホイールは、MLJのXTREME-JXJ04というモデル。
クロススポークデザインでクロスオーバー系のホイールです。
タフトの特徴を際立たせるデザインです。
BADX
http://www.badx.jp/loxarny/battleship4/index.html
BADX(バドックス)のホイールです。
ロクサーニ バトルシップ4は、8本スポークでオフロードテイストも持っています。
SUV系のタフトとも相性のいいデザインでカラー、カラーバリエーションもあるので、個性を発揮できます。
(グッドイヤー) GT-EcoStage 165/65R15 + BATTLESHIP 4 (15×5.0J 4-100 +45) ブラック/レッドクリア
これらのブランドから選ぶ際には、車の用途や好みのスタイル、予算を考慮することが重要です。
ホイールのサイズや仕様がタフトと適合するかも確認してください。
適切なホイールを選ぶと、タフトの魅力を最大限に引き出せます。
ホイールデザインやカラーの選び方はこちらの記事を参考にしてください。
⇒ 車のアルミホイールデザインの選び方と種類
まとめ
今回は、タフトのインチアップサイズを紹介しました。
タフトは純正で15インチを装着しています。
タフトの適合サイズ | |
15インチ | 165/65R15 |
16インチ | ○ |
17インチ | △ |
タフトをインチアップをして16インチを装着できます。
車検対応のサイズ選びもポイントで、過度のインチアップは避けてください。
15インチのゴツゴツしたタイヤ(マッドタイヤ)を装着して、ワイルドに仕上げる方も多いです。
⇒ タフトにゴツゴツしたタイヤを装着する方法
タフトのタイヤ・ホイール選びの参考にしてください。
コメント